醫王山東光寺由緒
東光寺についての最も古い記録は、「戦国時代末期、小田城主小田氏治が上杉謙信のもとへ、一五七〇[元亀元]年十月に、東光寺の僧を使者として派遣した。」というものです。当時の様子、住職などは全く不明ですが、諸堂の仏像のなかでは、薬師堂の薬師如来立像が最も古く(鎌倉時代後半の作)、山号の醫王山、寺号の東光寺からして薬師如来が本尊の寺であったようです。
一六九一[元禄四]年二月の土浦の大火で、建物はじめ過去帳類などの記録も全て焼失したと思われ、寺伝の詳細を知ることはできません。その後、一七一七[享保二]年に、二世享山元大和尚が当山を再興し、勧請開山(自分は遠慮して自分の師匠などを開山として一世にすえる)に神龍寺五世心庵春伝大和尚を推挙して、曹洞宗の寺として現在に至っています。
住職プロフィール
1981年生まれ。
茨城県立土浦第三高校、駒澤大学仏教学部卒業。
2004年大本山総持寺へ安居、約7年間修行し、總持寺独住第二十四世大道晃仙禅師のもとで首座を務める。
大雄山最乗寺にも安居し、2015年東光寺住職に就任。
全国曹洞宗青年会、曹洞宗茨城県青年会で役職を歴任した他に、(一社)土浦青年会議所第63代理事長、NPO法人まちづくり活性化土浦(キララちゃんバス)理事、土浦市消防団第四分団、霞ケ浦トライアスロンフェスタ実行委員長などを務め、地域の行事にも積極的に参加している。
寺院概要
寺院名 | 醫王山東光寺 (いおうざん とうこうじ) |
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宗派 | 曹洞宗 |
住職名 | 松井泰信 |
住所 | 茨城県土浦市大手町3-14 |
アクセス | 常磐自動車道『桜土浦』IC出口から約20分 電車の場合 JR常磐線『土浦駅』西口より徒歩約15分 タクシーで約5分 バスの場合 JR常磐線土浦駅西口『関東鉄道バス』つくばセンター行に乗り、桜町四丁目で下車、徒歩2分 | お車の場合
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